めぐみん「やっぱり気になりますよね」ダクネス「気にならないと言えば嘘になるな」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/15(木) 20:39:35.52 ID:ww8ofml6O
「同じベッドで寝ていたと言ってもお互い服は着てましたし、如何わしいことをしたようには見えませんでした。誤解なきよう」
「そ、そうか。それはそうだろう。いつもカズマのことをクズマだとかカスマ呼ばわりしているアクアに限って、そんなことは……」

ないと、言い切れるだろうか。悩みどころ。
なんだかんだ言っても仲良しのあの2人だ。
同じベッドで寝ていて、間違いを犯さないと断言するのは難しい。俄然気になってきた。

「やっぱり気になりますよね」
「気にならないと言えば嘘になるな」
「では、行きましょう」
「へ?」

突然立ち上がっためぐみんを見上げて呆気に取られる私の手を力強く握って、宣言する。

「我が名はめぐみん。紅魔族随一の爆裂魔法の使い手にして、夫の不貞を許さない女」
「お、夫!? いつの間に!?」
「おっと、口が過ぎました。とにかく、この曇りなき赤眼で真実を見定めてくれよう!」
「それなら1人で行けばいいだろう!?」
「気になるなら一緒に行きましょうよ!」

いろいろとツッコミどころ満載なめぐみんに半ば引きずられるようにして、私たちは真実を見定めるべく、カズマの部屋に向かった。


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