31: ◆Kg/mN/l4wC1M
2021/03/19(金) 12:26:34.67 ID:wEzeH4cQ0
目の前には、大きな門扉が開かれていた。
そしてそのすぐ脇には、『二次試験 試験会場』と書かれた、白い看板が立っている。
僕は看板の前で立ち止まって、そっとイヤホンを外した。
僕は胸ポケットから受験票を取り出した。
それはありがちな様式で、受験番号がただ事務的に印字されている。
他の人には、ありきたりで、何でもない紙切れなのかもしれない。
でも僕にとってこの受験票は、僕が自分の意志で自分の道を選んだことの証だ。
受験票を丁寧に仕舞って、僕は門扉の先へと進んでいった。
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