2: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:01:53.21 ID:BVcnqv2b0
真壁瑞希「おはようございます」
高山紗代子「あ、瑞希ちゃんおはよう!」
瑞希「おはようございます高山さん。それは……漫画、ですか?」
3: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:04:13.62 ID:BVcnqv2b0
瑞希「私も読んでいいでしょうか」
紗代子「もちろん!」
瑞希「ありがとうございます。……懐かしいですね。私は主人公の妹が好きでした」
4: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:05:05.60 ID:BVcnqv2b0
宮尾美也「おはようございます〜。紗代子さん、私も持ってきましたよ〜」
紗代子「ありがとう美也ちゃん。わ、全然ボロボロじゃないね」
美也「しばらく本棚に仕舞ったままでしたからね〜。キレイなのはいいんですが、ずっと読まれずにいるのも可哀想です〜」
5: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:06:09.95 ID:BVcnqv2b0
島原エレナ「おはようございまーす!」
横山奈緒「おはよう──って、なんやなんや。みんなそろって懐かしいもん読んでんな」
美也「おはようございます〜。今読書会をしていたんですよ〜」
6: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:06:53.29 ID:BVcnqv2b0
美也「瑞希さんはどのお話が好きですか〜?」
瑞希「私は、みんなで遊園地に行く回が好きです」
紗代子「あ、クールなお兄さんが実は高所恐怖症だったってわかる話だよね? 秘密を知られて落ち込むお兄さんに主人公が言ったセリフ、すごくジーンとくるよね」
7: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:07:57.27 ID:BVcnqv2b0
紗代子「こういう話ができるの、なんだかすっごく嬉しいね!」
美也「やっぱり私たちは同い年なんですね〜」
奈緒「同じ思い出があるってええなあ。私らはまだまだピチピチやけど、オカンが昔話で盛り上がるのもわかるわ」
8: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:08:40.43 ID:BVcnqv2b0
エレナ「みんなズルいヨ!」
紗代子「わっ。エレナちゃん、どうしたの?」
エレナ「ワタシも混ぜてヨ! みんなと同い年トークしたいヨ!」
9: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:09:36.69 ID:BVcnqv2b0
奈緒「せやったら同い年トークできひんやん」
瑞希「いえ、何も共通の思い出は漫画だけではありません。他の話題を探しましょう」
美也「エレナさんは小学1年生の途中から日本に来たわけですから……」
10: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:10:35.83 ID:BVcnqv2b0
瑞希「ですが学校というのは素晴らしい着眼点です」
美也「算数ではだめですから……国語はどうですか〜?」
奈緒「お、国語ならええんちゃう? 『くじらぐも』とか結構好きやったなあ」
11: ◆ncieeeEKk6[sage saga]
2021/03/17(水) 00:11:38.70 ID:BVcnqv2b0
紗代子「私は『ちいちゃんのかげおくり』が印象に残ってるなあ」
エレナ「ウ〜ン……」
美也「少し悲しいお話ですが、私は『ごんぎつね』が好きですな〜」
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