303:0KQawwh40[saga]
2021/03/15(月) 00:13:42.62 ID:NCjLTcsB0
1 キャスバルとして覚醒(ジオン共和国とエゥーゴが・・・)
前日 ホテル
クワトロ「・・・」
ピ
スチャ
シャア「何の用だ・・・ガルマ」
ガルマ「シャア・・・いや、キャスバル・・・話がある」
シャア「話?一体なんだ?」
ガルマ「・・・・・・キャスバルとして世に出ないのか?」
シャア「・・・・・・私に道化をしろと?」
ガルマ「……どうしても駄目か、シャア」
シャア「私はキャスバル・レム・ダイクンとしての生を捨ててきた男だ」
シャア「今更父の名を継ぎ、人々を導けだと?」
シャア「それこそガルマ、君の責任だったはずだ」
ガルマ「……」
シャア「それに、今更そんな話をされても・・・シャアとしてもキャスバルとしての名を捨てた」
ガルマ「今のお前はクワトロ・バジーナか?」
シャア「そうだ・・・今更・・・」
ガチャ
ブレックス「いや・・・やってもらわねばならんよ」
シャア「・・・!ブレックス准将・・・!」
ガルマ「お久しぶりです・・・准将」
ブレックス「フフ・・・ああ、ゴップが君の事を紹介されて以来だな」
シャア「・・・嵌めましたね」
ブレックス「さて・・・クワトロ大尉・・・いや、今はシャア・アズナブルとして話そう」
シャア「いったい何の冗談ですか・・・私は」
ガルマ「シャア……こんな頼みは、私の身勝手であると重々承知している」
ガルマ「だが今しかないのだ。宇宙世紀に生きるスペースノイドの目に、正しいジオン・ズム・ダイクンの考えを見せるには!」
シャア「だが、私は……」
ガルマ「私は咎を負わねばならん。人々の想いを受けるには、この血はあまりに罪深い」
ブレックス「だからこそ、ティターンズの増長を止めるべくガルマと話をしたのだ」
シャア「・・・そのために私・・・キャスバル・レム・ダイクンとしてのジオンの復活を?」
ガルマ「ああ・・・ザビ家はお前から奪ったものが多かった・・・少しでも返すために」
シャア「・・・私は」
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