32: ◆OVFvMOL1vM[saga]
2021/02/21(日) 11:46:25.77 ID:vSkOr+uy0
……。
…………。
ケロマツ「おーい? とうま? 急にボーッてして大丈夫?」
とうま「あ、あぁ。これを見てたら何かぼんやりと見えたんだ」
そして確信した。自分は間違いなく人間だってことに。
ケロマツ「? とうまって不思議なこと言うよね」
とうま「そうか?」
ケロマツ「なんか不安だなあ。ところで、ここがどこだか知ってる?」
横に首をふる。
とうま「むしろ記憶喪失みたいだ。自分が人間だってことしか覚えていない」
ケロマツ「ええ!? なんだかホントに心配になってきたよ……」
とうま「どうして?」
ケロマツ「記憶のこともそうだけど、キミがいたとこの近くはダンジョンの警戒が出てたから」
とうま「だんじょんのけーかい?」
ケロマツ「あぁそっか。記憶喪失で……決めた! 一緒についてきて! 言葉で説明するより体験した方がいいよ!」
また手を取られてどこかへと連れ去られていく。
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