渋谷凛「実は私の両親は、元傭兵なんだ」
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27: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:46:17.74 ID:vD0rqF300
加蓮「あれは傭兵だった人の会話だよ。っていうか、話の端々から感じるでしょ?」

凛「やっぱりそうなのかな? 私にとっては、普段のお父さんとお母さんだから、あんまりわからなくて」

奈緒「あ、そうか。凛にとっては、これが普通なのか」
以下略 AAS



28: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:46:58.94 ID:vD0rqF300
奈緒「ん?」

加蓮「なに?」

凛「お父さんもお母さんも、私には知られたくないっていう思いがあって、必死に隠そうとしているみたいだから、私も気づかないフリを続けようと思うんだ」
以下略 AAS



29: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:47:35.64 ID:vD0rqF300

渋谷母「ごめんなさいね、お客さんをほったらかして」

奈緒「いやいや、気にしないでください」

以下略 AAS



30: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:48:06.62 ID:vD0rqF300
渋谷父「あれは……荒廃し、血と硝煙にまみれた戦場でもしっかりと空に向かって、凛と咲いていたあの花……」

渋谷母「あの花を2人で見ながら、この内戦が終わったら傭兵をやめて帰国して花屋をやろうって言ってくれたのよね……私の手を取って」

奈緒(戦場って言っちゃってますけど、お父さん……)
以下略 AAS



31: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:48:36.14 ID:vD0rqF300
渋谷母「さあさあ、それじゃあ夕食の準備をしようかしら」

凛「うん、お願い」

奈緒「あ、あたし手伝います」
以下略 AAS



32: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:49:19.37 ID:vD0rqF300





以下略 AAS



33: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:49:49.09 ID:vD0rqF300


prrrrr prrrrr

電話「ただ今、電話に出ることができません。ピーっという発信音の後にお名前とメッセージをお入れください」
以下略 AAS



34: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:50:19.95 ID:vD0rqF300
加蓮「料理に使ってもらおうと思って、ジャガイモ持ってきたよ」

奈緒「それ、自分が食べたいだけだろ?」

加蓮「そうでーす♪」
以下略 AAS



35: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:51:20.72 ID:vD0rqF300
奈緒「て、照れますね。さて、ジャガイモも潰したし。ここで、下味をつけていくぞ」

渋谷父「え? シュタージを尾行ける!?」

奈緒「そう、下味を」
以下略 AAS



36: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:51:47.83 ID:vD0rqF300


大和亜季「ここで不肖この大和亜季がシュタージについて説明するであります!」

亜季「シュタージとは、かつて東ドイツ(ドイツ民主共和国)に存在した諜報機関であり、秘密警察でありまして、東ドイツのみならず西ドイツ国民をも徹底した監視下においていた恐怖の組織。国民の反体制的行動に対する密告を奨励し、その非公式協力者は約190万人ともいわれ、国民の全人口の一割という規模で存在していました。シュタージは、密告により国民を相互監視させていたのであります」
以下略 AAS



37: ◆hhWakiPNok[saga]
2021/02/18(木) 15:52:24.56 ID:vD0rqF300
渋谷父「奈緒ちゃん、シュタージを尾行けるのは大変なんじゃないかな?」

奈緒「え? 下味をつけるのなんて、簡単ですよ?」

渋谷父「だが連中は、どこにでも多人数で潜んでいるんだぞ!」
以下略 AAS



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