【シャニマス】灯織「それは違います!」【ダンガンロンパ】
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613: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/03/16(火) 22:45:30.76 ID:08s1xuh70

摩美々さんに返した言葉は本心だった。
半ばやけくそなところもあったとは思う。
それでも、私の心の中には臆病な自分をふっとばして無理やり振るい建てようとする心があった。

それが残されたものに課せられた義務だと知っていたから。

生き残らないと、それに報えない……!


ファイルを配り終えたモノクマは、大きく一つ伸びをするとそそくさとその場を去ろうとする。


モノクマ「じゃ、せいぜい頑張りな!わしは江戸仕込みのワインでも飲みながらおみゃーさんらのことを眺めとくけーの!」

摩美々「ストップ」


だが、それを摩美々さんが制止した。


モノクマ「べらんめぇ?!」

摩美々「……樹里がこの場にいないけどいいの?ていうか樹里は無事なんですかぁ?」


そう、一瞬の間小糸の死で忘れてしまっていたが、この場所にはもう一人、樹里がいない。
まだ緊急事態は終わってなどいないんだ。


モノクマ「クックック……それはわしの口からは言えんからの……おみゃーさんらでどうにかせんかい」

咲耶「自分の目で確かめろってことかい……」

モノクマ「そういうこと、教師が干渉しすぎるのは教育的に良くないって偉い人も言ってるからね!」

モノクマ「もういい?行っていいよね?やかんのお湯が沸騰してるころだしもう行くよ!」


モノクマはそれだけ言うと、すぐにその姿を消した。




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