【シャニマス】灯織「それは違います!」【ダンガンロンパ】
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564: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/03/15(月) 22:47:28.86 ID:8YjB0g7C0

今でも、目を閉じれば浮かび上がる。
あの時の真乃の惨状。
いつも一緒にいた真乃の可愛らしい、元気な笑顔は一瞬の間に無機質な死体へと変えられてしまった。

そう、学級裁判に勝つことが出来なければクロになったところで待っているのは最悪の結末。

摩美々さんは、不安に恐怖を上塗りすることで抑止力にしようとしているんだ。


凛世「筆舌に尽くしがたい、苦痛を味わうやもしれません……」

愛依「想像しただけで吐きそう……」

樹里「あいつ、人の死をなんとも思っちゃいねー。むしろショーみたいに楽しんでやがる」

霧子「どうして、そんなことができるんだろう……」

摩美々「それにもし仮に卒業に成功したとしても、その先に待っているのはまた別の地獄だよ」

摩美々「誰かをその手で殺した、それに加えて私たち全員を犠牲にしたっていう罪悪感を抱えてこの先何十年と生きていくわけでしょ?」

摩美々「そんなの、死よりも辛そうだよねー」


そうだ、人を殺すということはこの学園から離れても重い十字架を背負い続けるということ。
どんなに勇気があっても、それを乗り越えることは、耐え抜くことは容易じゃない。
そんなことができる人間は、もはや人間とすらいえないのかもしれない。


めぐる「……わたしなら、耐えれないよ」

小糸「……そう、です……ね……」

摩美々「それだけ言いたかったので、集まってくれてありがとうございましたー」


摩美々さんは語り終えるとどっしりと椅子に腰かけた。



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