【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part16
1- 20
103:名無しNIPPER[saga]
2021/02/17(水) 14:05:01.66 ID:6Nsl9L3YO
脱衣所

俺(俺はここへ来る前に江ノ島さんに直接会った事があり、今の江ノ島には違和感しか感じない事を霧切さんに伝えた)

霧切「そう…。つまり、あの江ノ島さんは俺君から見て偽物の可能性が高いと思っているのね」

俺「ああ…。でも、偽物だからどうしたって話なんだが…」

俺「仮に彼女が偽物だとしても、俺達がこの学園に監禁されて事とは何も関係が無さげなんだよな…」

霧切「いいえ。もしかしたら関係はあるかもしれないわ」

俺「えっ?…」

霧切「私達だけが自分の才能を忘れ、同じく過去にお互いに干渉していた時の記憶の喪失…」

霧切「そして俺君が過去に江ノ島さんと話していた事も、その内容を思い出せないんでしょう?」

俺「ああ…」

霧切「私達が深く関わる大事な場所の記憶だけが、ピンポイントで消失している…」

霧切「…ここまで来ると、何か作為的な物を感じない?」

俺「確かに…言われてみれば…」

霧切「江ノ島さんには既に偽物かどうか探りを入れてみたの?」

俺「いや、多分入れてないと思う…」

霧切「多分?…」

俺「学級裁判が終わって解散した後の記憶が無いんだ…。昨日も言ったが、気が付いたら部屋で寝てて…」

霧切「……。」

霧切「…江ノ島さんは偶然か、それとも意図的だったのか前回の事件に深く関与していたわ」

俺「まぁ、確かに彼女は最初の目撃者で…結局不可解な点が多いまま事件は終わったな…」

霧切「もしかしたら俺君は学級裁判が終わった後、江ノ島さんの所に話をしに行ったんじゃ無いの?」

俺「俺が江ノ島さんの所に…?」

霧切「そこで何かが有り、後頭部を殴られ気が付いたら部屋に運ばれていたとか…」

俺「ええ…まさかそんな…。流石に女の子に殴られて気絶するとか考え難いがなぁ…」

霧切「でも、偽物の江ノ島さんが俺君より強かったりした場合…」

俺「そんな事あるのか?…」

霧切「…もしくは、不測の事態が起きた場合」

俺「不測の事態…?」

霧切「超高校級の才能を持つ私達が、全員一斉に囚われて殺し合いを強要され…実際に殺し合いが起きているのは不測の事態じゃない?」

俺「それはそうだ…。この学園に来るまではこんな事になるなんて想像すらして無かったし…」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/315.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice