【安価・コンマ】あなたは異世界に呼ばれるようですよ
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213: ◆BtICctx0HCmV[saga]
2021/02/22(月) 00:18:09.73 ID:tiV+yBWT0
………数分後、あなたは出すものを出して手を洗っていた

「気分は……問題なさそうだな」

ああ、と介抱してくれた機械に礼を言いながら厠を出る

さっきまであんなに辛かったのに今では好調と言って差し支えない。これも再生力に裏付いたものなのだろうか、あなたは思案しながら席に戻ろうとする

しかし、さっきまであなたたちしかいなかったはずの席に人が増えている

どうやらホルスと話をしているようだ

マスターは黙ってコップを磨いている。あなたもなんとなく割り込みにくい雰囲気を感じ、その場で立ち止まる

そこにいる男は黒いフードに浅黒い肌をしており、同様のフードを被った男を数人連れていた

「よぉ、アクラ。久しぶりだな、来るって言ってくれれば歓迎の用意の一つもしておいたのに」

「歓迎、か。それを喜ばぬものも少なくないことは知っているだろうに」

「まぁそうだな、俺としては悲しい限りだ。お前らもこっちに移る気は無いのか?」

「無理だな、よしんば移ってきたとしても少なくとも貴様の思い描くような絵面にはならんだろうよ」

「……そうか。残念だ。それで何をしに来たんだ?」

「なに、近くに寄ったら貴様の姿が見えたのでな。ちょっとした挨拶、と言ったところさ」

そう言ってアクラと呼ばれた男は踝を返す。ホルスはその背中を眺め、声をかけた

「……なぁ、どうしてもダメか?そんなに部族長って立場が大事か?」

「……我らは同じ太陽の元、助け合うことはあっても一つの光に従う気は無い。特に毒蠍の集まりともなればな」

「……そうか」

そのまま、男は店を出て行った


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