【けいおん!】キョン「軽音部ってここで合ってますか?」
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10:argol ◆pnsj6r5ao.[saga]
2021/02/07(日) 20:53:46.69 ID:R9taUMjX0
店員「こちらのフライングVでよろしかったでしょうか?」

キョン「お客さんを間違えてますよ」

店員「いえ、確かにお客様です。あちらのお連れの方からお代はいただいておりますので」

俺は店員の視線の先を見た。

キョン「古泉ッ!」

キョン「すみません、少しあいつと話してきます」

キョン「古泉!これはいったいどういうことだ!?」

古泉「あなたがあまりにも欲しそうな顔をしていらしたものですから」

キョン「俺は買ってくれなんて一言も言っていないぞ」

古泉「これは今までの機関からのちょっとしたお礼ですよ」

キョン「要らん!それにこんなことされてもSOS団には戻らんぞ!」

古泉「今はそれで結構ですよ。どうぞ軽音部を満喫してください。そのためにプレゼントするのですから……」

古泉「ですが、満足したら戻ってきていただきたいのですよ」

古泉「涼宮さんは……あれからずっと落ち込んでおられます。僕も、涼宮さんが泣いてるのを見るのは辛いのです」

キョン「そんなことは知らん!俺には関係ないからな。大体、お前らがハルヒを甘やかしすぎたせいであんな性格になっちまったんじゃないのか」

古泉「確かに我々は涼宮さんを甘やかしてきた、認めます。涼宮さんの性格に問題があるということもね」

キョン「だったらなんで俺のところに来るんだ!機関の力なりなんなりでハルヒの性格を矯正することぐらいできるだろ!」

キョン「とにかくだな、戻る気はないしギターを買って貰うつもりは無い!もう、帰れ!今はお前の顔も見たくない!」

古泉「おっと、お連れの方がギター一式を抱えてこちらにこられましたよ。もう返品しようがありませんので受け取ってください。では、僕はこれで」

キョン「お、おいっ!……金、今度返すからな!」

古泉「いえ、結構です」

キョン「くっ……なんなんだよ、あいつ……」

紬「あれ?あの人って1年9組の古泉君だよね。友達なの?」

キョン「まあ。SOS団で一緒でしたから」

唯「よし、キョン君のギターも買ったし、どこかに遊びに行こう!」

その後、俺達はいろいろな所を回った。



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