357: ◆9cqSF/8EkW0g[saga]
2021/02/06(土) 23:47:32.53 ID:Bsio6ar+0
龍田「……ありがとう。龍田さん」
龍田「バンドに参加してくれてさ。本当に嬉しいよ」
顔を背ける氷川さんに、俺の思いの丈をぶつける
多分、ここで帰しちゃったら……言えなくなるかもしれないから
氷川「……何ですか急に?気持ち悪い」
龍田「だって、断る事も出来たはずだよね。それでもやるって決めてくれた」
龍田「例えお金が絡んだとしても、それは立派な事だと思うんだ。流石にギャラは払えないけど……」
氷川「でしょうね。……はあ、今回はツケにしておいて差し上げます」
龍田「ありがとう。ここから出たら必ず払うよ」
氷川「言いましたね?これは契約です。私に支払うと明言しましたから」
氷川「後で忘れましたは通じませんから。それでは」
つかつかと去っていく氷川さんの背中を目で追いかけていく。……足りるかな?俺のお小遣いで
あれ、でもバンドにはあと一人足りないような……?
433Res/173.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20