50: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:21:03.44 ID:Uw1Hn3HT0
ーーお昼休み、校舎裏
みのり「遥ちゃんの言ってた場所って、ここ?」
遥「うん。一回来たことあるはずだけど……覚えてない?」
みのり「……なんとなく、見覚えがあるような……?」
51: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:21:54.34 ID:Uw1Hn3HT0
遥「……どうしたの?そんなに顔を赤くして」
みのり「そ、それは……は、遥ちゃんが、近いからっ」
遥「そっか。……どうして私が近くにいると、顔が赤くなるのかな?」
みのり「どうして、って……それは……」
遥「こうやってくっつけば、もっと赤くなるし」
52: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:22:54.99 ID:Uw1Hn3HT0
遥(体を縮こまらせて、目をギュッと瞑って……なんだろう、すごく可愛いと思ってしまう)
遥(……今ならキス出来るかな?いやでも、確認は取らないと……)
みのり「……っ……なにも、しない……の……?」
遥「みのり?」
53: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:23:22.91 ID:Uw1Hn3HT0
みのり「……、……っ、す……っ」
みのり「すっ……」
みのり「す、き…………遥ちゃん……だいすき……」
54: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:23:52.44 ID:Uw1Hn3HT0
遥(すごい、唇と唇を合わせてるだけなのに……とても気持ちいい)
遥(今までは私からだったけど、これはみのりからもしてくれてるのが分かって……止まらなくなりそう)
遥(好き。好き……みのり、大好き……)
みのり(好きって気持ちがいっぱい流れてきて……幸せ……)
55: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:25:06.16 ID:Uw1Hn3HT0
みのり「……ぷぁっ!はぁ、はぁ…………、っはぁ……」
遥「……止まらなくなっちゃった。ごめんね?」
みのり「だい、じょうぶ…………ちょっと疲れただけ……」
遥「……、しちゃったね」
56: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:25:58.69 ID:Uw1Hn3HT0
ーー中庭
一歌「……あ、もうこんな時間。二人とも来なかったね」
志歩「ま、なんとなくそんな感じはしてたけど。どこに行ったのやら」
一歌「……クラスではないだろうし、校庭のどこか隅っことかかな?あとは屋上……」
57: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:26:59.85 ID:Uw1Hn3HT0
こはね「……あ、いた。日野森さんっ」
志歩「こはね?……私に用事でもあった?」
こはね「次の授業、多分小テストがあるから伝えておこうと思って……」
一歌「……もしかして、数学?」
志歩「一歌のクラス、午前に小テストあった?」
58: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:27:45.67 ID:Uw1Hn3HT0
一歌「それじゃ、私もそろそろ……」
咲希「いっちゃ〜ん!」
一歌「わ、咲希。穂波のところ行ってたんじゃ……」
穂波「ご、ごめんねっ。約束してたのに……気付いたらこんな時間に……」
一歌「穂波も戻ってきてたんだ。……ん?」
59: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:30:02.57 ID:Uw1Hn3HT0
ーー校舎裏
みのり「ーーはぁ、ふぅ……」
遥「……大丈夫?」
みのり「……ふー。なんとか……」
60: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:30:35.90 ID:Uw1Hn3HT0
遥「……落ち着いた?」
みのり「……う、ん……」
遥「ん。お昼にしよっか」
みのり「あ、あの……」
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