みのり「憧れよりも」遥「一番近くに」
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18: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 20:58:43.09 ID:Uw1Hn3HT0
遥「みのり」
みのり「ひゃぁっ!?……は、遥ちゃんっ?」
遥「もう、なんでそんなに驚くの……隣、座るね」
みのり「あっ、うん、今避けるから……どうぞっ……」
遥「……それ以上端には寄れないんじゃない?」
みのり「だ、だって……こうでもしないと落ち着かなくて……」
遥「そっか。……なら私も詰めちゃおうかな」
みのり「えっ!?ま、待って……!」

遥「みのりはそれ以上端に行けないから、私がもっと詰めれば……ほら、逃げられない」
みのり「ぁ……ち、近いよ……遥ちゃん……っ」
遥「これだけ近づけば、いろんなことが分かるよね。肌の感触も、吐息も」
遥「それにこうやって手を握れば……指の感触も、体の温度も分かる。みのりは少し熱いね」
みのり「だってそれは、遥ちゃんがっ……」
遥「ふふ、ごめんね?でも、もっとみのりのこと知りたいな」
遥「あ、手首からちょっと脈が分かるかも。……すごく速い。私にドキドキしてくれてるのかな」
みのり「す、するに決まってるよっ。こんなの……さっきからドキドキしっぱなしだもん」
遥「そっか。……ねぇ、もっと速くしてあげよっか?」
みのり「えぇっ……これ以上速くなったら、もう……」
遥「もっとドキドキさせて、何も考えられないようにしてあげる。……んっ」
みのり「ひゃ……ぁ……そんなことされたら……」
みのり(遥ちゃんに抱き締められて、耳にキスまでされるなんて……こんなの無理、耐えられないっ)
みのり(それに、遥ちゃんの心臓の音が響いて……私のとごちゃ混ぜになってて、もうどっちの音か分かんないしっ。頭がおかしくなりそう……!)

遥「……ぁ、ここまでかな」
みのり「ふぇ……っ」
遥「これ以上やるとみのり、多分気絶して忘れちゃうし。ちゃんと覚えててくれないとね」
遥「私、さっきの振りの録画見てくるから。みのりは休んでて」
みのり「あっ、遥ちゃ……」
みのり「……っ」
みのり(この残った熱はどうしたらいいのっ……!?)


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