【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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98: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/02/03(水) 03:14:29.10 ID:dA9n5nPC0
【翌朝】


目を覚ましたとき、メイは既にそこにはいなかった。

淡「おはよー......」

京太郎「やっと起きたか」ウィーン

淡「何やってんの?」

京太郎「見りゃ分かんだろ?髭剃ってんだよ」ウィーン

淡「へー、大変だね」

京太郎「そりゃ面倒だけどな。慣れれば大変って程でもないさ」ウィーン

居間を見渡すが、ここにあるのは寝間着のままの私とソファに座りながら新聞を読むキョータローの後ろ姿だけ。
他の二人の姿はどこにも見当たらない。

淡「みんなどうしたの?」

京太郎「明は部活で朝早く出ていった。照さんもどこかに行く用事があるんだと」

京太郎「そういうわけで、何の用事もない暇人は俺とお前だけだぜ」

淡「ふーん......」

淡「それよりお腹すいた。朝ごはんないの?」

京太郎「冷蔵庫にあるものを勝手に食ってくれ。ご飯は朝炊いたヤツが炊飯器に入ってて、それから食パンが横の戸棚に」

淡「キョータローが作ってよー」

京太郎「なんで俺がお前の分まで作ってやらないといけねーんだよ!」


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