【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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343: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:54:29.90 ID:3ZGr4JZ20
横に寝かされていた小さな赤子をサキの細い手が抱きかかえる。
―――まるで大事な宝物を見せる子供のように、その顔は得意げで幸せそうだった。

淡「この子が......」

以下略 AAS



344: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:58:47.73 ID:3ZGr4JZ20
いや、それは私の都合の良い思い込みかもしれない。
産まれたばかりの赤ちゃんはほとんど視力を持たないらしいし、ましてや私を認識して微笑みかけるなんてありえるのだろうか。
......なんてことは今だからこそ言えることで、当時の私といえば只々言葉を失っていた。
どちらにしても、私が彼女の虜になるには十分だった。

以下略 AAS



345: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:00:05.72 ID:3ZGr4JZ20
京太郎「いててて!腰が......」ヨロヨロ

咲「変な所で寝るからだよ」

京太郎「んなこと言ったってなぁ」
以下略 AAS



346: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:00:59.48 ID:3ZGr4JZ20
優希「なんだ京太郎、そんなボサボサの格好してだらしないぞ」

京太郎「仕方ねーだろ!営業の後に飛んできてから二日もそのままなんだから」

「うっ...ううっ......」ジワッ
以下略 AAS



347: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:01:33.75 ID:3ZGr4JZ20
【30歳 7月】


――― 遊園地

以下略 AAS



348: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:02:37.38 ID:3ZGr4JZ20
明「ねえねえ、おとーさん、おかーさん」

京太郎「ん?どうしたんだ?」

明「ふたりとも、なんでずっとおててつないでるの?」
以下略 AAS



349: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:03:24.08 ID:3ZGr4JZ20
淡「ラブラブですなー」

照「だね」

淡「生まれたばっかだと思ってた親友の娘がこんなに成長してるのに」
以下略 AAS



350: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:07:43.56 ID:3ZGr4JZ20
照「.........」

淡「テルー?」

照「私はちょっと興味あるかもしれない」
以下略 AAS



351: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:08:51.31 ID:3ZGr4JZ20
淡(メイ.........)

キョータローが私から離れていくのを感じたくなかった。
キョータローがサキのものになるのが嫌だった。
花嫁姿のサキの横で笑うキョータローを、胸が張り裂けそうになりながら眺めていた。
以下略 AAS



352: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:09:52.30 ID:3ZGr4JZ20
【30歳 12月】


淡「もしもし、大星ですけど」

以下略 AAS



353: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:10:20.28 ID:3ZGr4JZ20


<大星淡の回想> 終




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