【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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34: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/24(日) 04:25:28.85 ID:lISAVCs00
――― 『宮永邸』 玄関


キョータローの運転で走ること数十分。見えてきた一軒家は表札に記された名字こそ同じものの、彼のそれと外見は全く異なる。
その玄関先に立つ老人はしばらく辺りをキョロキョロしていたが、こちらの車に気がついたらしく軽く手を振ってきた。

京太郎「お義父さん、お待たせしてすいません」

界「いやいや、このくらい訳ないさ」

界「淡さんは久し振りだね。最後に会ったのはいつだったっけ」

淡「カイさん、私が前に来た時入院してたよね?ってことは五年ぶりくらいじゃないかな」

界「そんなに経つのか。歳を取ると時間感覚が分からなくなるってのは本当だなぁ」

照「お父さん、体調は大丈夫なの?あんまり良くないって聞いてたけど」

界「肺の話か?ちょっと前まではだいぶ悪かったけど、吸うのを止めたらさっぱりだ」

照「もっと早く禁煙すれば良かったのに」

京太郎「お義母さんは昨日行かれたんですよね」

界「愛は忙しいからな。早朝に松本空港まで送っていったから、今頃モスクワ行きの機内だろうさ」

界「......みんなと行けなくて、残念がっていたよ」


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