【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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335: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:47:30.31 ID:3ZGr4JZ20
淡「でも私ってマイちゃんと歳離れてるし、行っても楽しくないでしょ?」

淡「高校の友達でも誘って行ってきなよ」

後輩「そんなの全然気にしませんよ!それにたった六歳差ですよ?」
以下略 AAS



336: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:50:05.40 ID:3ZGr4JZ20
【二週間後】


彼女が読んでいる『WEEKLY麻雀TODAY』に目をやりながら、私は何気なくキョータローに言った。

以下略 AAS



337: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:50:40.80 ID:3ZGr4JZ20
対局でバディを組まされることの多い私とサキは必然的に休暇も被りがちで、よく遊びに行く仲だ。
そこにキョータローの休みも重なったため、折角ならばと昼食会の運びになったのだが......


照「それ、私のせいかも」
以下略 AAS



338: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:51:29.93 ID:3ZGr4JZ20
――― 喫茶 『カメダ珈琲店』


照「この前小鍛治さんと話してる時にうっかり」

以下略 AAS



339: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:52:09.25 ID:3ZGr4JZ20
淡「じゃあ結婚するのは本当なんだ」

咲「うん」

淡「いつ?」
以下略 AAS



340: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:52:37.81 ID:3ZGr4JZ20
キョータローがポケットから煙草の箱を取り出す素振りを見せると、一瞬だけテルが嫌そうな顔をした。

照「淡は結婚する予定はないの?」

淡「欠片もないけど」
以下略 AAS



341: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:53:17.51 ID:3ZGr4JZ20
【26歳 3月】


――― 長野県内 病院

以下略 AAS



342: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:53:52.27 ID:3ZGr4JZ20
よく見ると、その張本人はその長い躯体を折り曲げてベッドに寄りかかっていた。
こんな時にもかかわらず呑気に眠りこけているらしい。

咲「京ちゃんったら、心配でここ何日も寝れなかったんだって」

以下略 AAS



343: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:54:29.90 ID:3ZGr4JZ20
横に寝かされていた小さな赤子をサキの細い手が抱きかかえる。
―――まるで大事な宝物を見せる子供のように、その顔は得意げで幸せそうだった。

淡「この子が......」

以下略 AAS



344: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:58:47.73 ID:3ZGr4JZ20
いや、それは私の都合の良い思い込みかもしれない。
産まれたばかりの赤ちゃんはほとんど視力を持たないらしいし、ましてや私を認識して微笑みかけるなんてありえるのだろうか。
......なんてことは今だからこそ言えることで、当時の私といえば只々言葉を失っていた。
どちらにしても、私が彼女の虜になるには十分だった。

以下略 AAS



345: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 02:00:05.72 ID:3ZGr4JZ20
京太郎「いててて!腰が......」ヨロヨロ

咲「変な所で寝るからだよ」

京太郎「んなこと言ったってなぁ」
以下略 AAS



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