【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
1- 20
330: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:44:09.06 ID:3ZGr4JZ20
【25歳 4月】


――― 立川ブルーセーラーズ運営事務所 第一会議室

以下略 AAS



331: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:44:44.95 ID:3ZGr4JZ20
今日の予定は数週間前から入っていたのだが、手違いにより午前中に地方での対局を割り当てられてしまった。
お陰で私は碌に休む暇すら与えられないまま東京へとんぼ返りするハメになったのだ。

淡「あーあ、なんでわざわざ行ったり来たりしなきゃならないんだろ」

以下略 AAS



332: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:45:40.54 ID:3ZGr4JZ20
ゆみ先輩が手土産に持ってきた源氏パイをお茶請けに、取材前に給湯室で入れてきたコーヒーを啜る。
最近ブラックを飲めるようになったのが自慢なのだ。

ゆみ「ところで宮永はどうしたんだ?」

以下略 AAS



333: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:46:18.56 ID:3ZGr4JZ20
【十数分後】


ゆみ「さてと、そろそろお暇しようかな」

以下略 AAS



334: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:47:00.67 ID:3ZGr4JZ20
後輩「失礼しまーす!」

その時、会議室を出ていったゆみ先輩と入れ替わりで茶髪の少女が部屋に入ってきた。
今年高校を卒業したばかりの新人で、まだあどけなさが残る快活な子だ。
もっとも快活というか、どちらかと言えば暑苦しいというか。
以下略 AAS



335: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:47:30.31 ID:3ZGr4JZ20
淡「でも私ってマイちゃんと歳離れてるし、行っても楽しくないでしょ?」

淡「高校の友達でも誘って行ってきなよ」

後輩「そんなの全然気にしませんよ!それにたった六歳差ですよ?」
以下略 AAS



336: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:50:05.40 ID:3ZGr4JZ20
【二週間後】


彼女が読んでいる『WEEKLY麻雀TODAY』に目をやりながら、私は何気なくキョータローに言った。

以下略 AAS



337: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:50:40.80 ID:3ZGr4JZ20
対局でバディを組まされることの多い私とサキは必然的に休暇も被りがちで、よく遊びに行く仲だ。
そこにキョータローの休みも重なったため、折角ならばと昼食会の運びになったのだが......


照「それ、私のせいかも」
以下略 AAS



338: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:51:29.93 ID:3ZGr4JZ20
――― 喫茶 『カメダ珈琲店』


照「この前小鍛治さんと話してる時にうっかり」

以下略 AAS



339: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:52:09.25 ID:3ZGr4JZ20
淡「じゃあ結婚するのは本当なんだ」

咲「うん」

淡「いつ?」
以下略 AAS



340: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/04/06(火) 01:52:37.81 ID:3ZGr4JZ20
キョータローがポケットから煙草の箱を取り出す素振りを見せると、一瞬だけテルが嫌そうな顔をした。

照「淡は結婚する予定はないの?」

淡「欠片もないけど」
以下略 AAS



362Res/234.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice