【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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220: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/11(木) 08:58:20.76 ID:xzi4dPFd0
五筒を切って西と三索のシャンポン待ち聴牌......初巡のゆみ先輩から出た西がいい塩梅である。
一枚切れの字牌であれば、また誰かから一発で出てもおかしくはない。
どちらにせよ他の三家がこの状況で逆転できるような手を作れるはずもなく、既に私の勝利は半分決まったようなものだった。


京太郎「.........なるほど」タンッ

→打(5)p


淡(赤五筒?ずいぶん弱気じゃん)

あれだけの大口を叩いていた割にはキョータローの捨て牌からは闘志が全く見えないが、それも仕方のない話かもしれない。
そもそも、男子の分際で私の支配に太刀打ち出来るはずもないのだ。

男子麻雀の特徴は技術だと言われている。徹底的な牌効率であったり、洗練された手牌読みは確かに見事なものである。
だが致命的なことに彼らはオカルトを持ち合わせていないか、あったとしても非常に非力なのだ。
どれだけ小手先の技を極めたところで、圧倒的な力の前には平伏するほか出来ることはない。
トッププロと呼ばれている選手でさえ女子インハイの上位層には敵わないのがその証拠であった。

そんな彼は―――キョータローは眉の一つも上げることなく、ただ現物を切り続けることに徹していた。
ゆみ先輩とモモも表立った動きは見せないままに巡目だけが過ぎていく。なんだ、やっぱりこんなものか。


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