【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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107: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/02/05(金) 00:41:28.45 ID:X723M1I10
彼は言葉を切らすと、机にティッシュを敷いて柿の種を幾らか出した。

京太郎「元気かな、モモの奴」

淡「去年会ったときは元気そうだったけど」

京太郎「そりゃよかった。あいつとも遂に年賀状でやり取りするだけの仲になっちまったなぁ」

淡「私は寧ろゆみ先輩のほうが心配だよ。すっごい忙しいらしいし」

京太郎「モモが居るんだから大丈夫だろ」

淡「まーそれもそうか。モモだし」

京太郎「モモだしな」

子供を生むと人は変わるとよく言うが、二児の母となった後もモモはゆみ先輩にぞっこんである。
今更不養生させるようなことは流石にないだろう。

淡「子供かぁ......サキはどうだったっけ」

淡「メイが生まれてから変わった?」

京太郎「そりゃ変わったさ。明に付きっきりだったってのもあるが......なんというか、厳しい性格にはなったかな」

京太郎「ガキのころ母さんに叱られてたのと同じ構図になったよ」

淡「アンタは全部テキトーだしね。ほら」

朝キョータローが座っていたソファには男物のパジャマが脱ぎ捨ててある。
私がそれを指差すと、少々恥ずかしそうに頬を掻いた。


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