みほ「ガールズ&ライスカレー?」
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61:名無しNIPPER[sage saga]
2021/01/15(金) 20:52:19.95 ID:+gLJjSpd0

ケイ「オッドボールの家庭に伝わるカレー、堪能させてもらったわ!」

ナカジマ「どっちもおいしかったけど、他人から食べさせてもらうなんて新鮮だったよ」

ノンナ「料理は愛情。それを例え話でなく形で表現したところに大きく惹かれました」

ダージリン「美味なカレーは数多く食べてきましたが、このような楽しみ方は初めてだわ」

アキ「それに、すき焼きのカレーがあんなにおいしいとはおもわなかったもん!」

絹代「日本人の本能に突き刺さる味わいでした!」

エリカ「た、隊長が……負けた!?」

まほ「世界一おいしいカレーを出されたんだ。負けたとしても悔いはない」

優花里「うええっ!? そ、そんな大げさに言い過ぎですよう……」

エリカ「そうです! 確かに味は良かったですが、これは家庭料理の域を出ていません! 隊長が作ったカレーのほうがよっぽど……」

まほ「エリカ。私がさっき言ったことを忘れたか?」

エリカ「ッ!?」

まほ「『おいしい』とは旨さの話ではない。このカレーは夫婦の思い出深い料理であり、その娘がその思いを受け継いで作っているという『愛する人のために作られた』カレーだ」

まほ「自分の好きな人が愛情を込めて作ってくれる料理。これに勝るものがあるだろうか」

まほ「単に材料や腕前を磨いただけでは、この味にはたどり着けない。完敗だよ」

みほ「お姉ちゃん……」

まほ「そ、それに……あんな食べさせ方をされては身も心もふやけて……ゴホン!」

みほ「うう〜っ……。思い出したらこっちも恥ずかしくなってきちゃったよう〜っ!」



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