【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 11巡目
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937: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/05/22(土) 23:08:39.88 ID:OGaZAfzl0
それじゃあゆーっくりやっていきます。



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ハルク「クソが……ッ!」

ユウナ「やぁあああああああああ!!!」

ドロシー「炎魔法……っ!」

キィン、と剣と剣がぶつかり合いその瞬間すかさず遠距離から放たれる炎魔法。

ハルク「チッ……! テメェら調子に乗ってんじゃ――ねぇ!」

今日何回目かの舌打ち。ハルクは力任せにユウナを剣で弾き飛ばすとその勢いのまま剣を振るい炎魔法を薙ぎ払う。

ユウナ「っ! まだ、まだぁ!」

ハルク「ッ――! しつけぇ!」

弾き飛ばされても倒れることなくユウナは前へと前進しまた剣を振るう、それをハルクは剣で受け止め鍔迫り合いの形になる。

最初はユウナの剣が押していたが、段々とハルクの剣が押し返してくる。ジリジリと影の剣がユウナに近づいていく――――。

ワイズ「――――ユウナぁ!」

ユウナ「ワイズ! うん、分かった……ッ!」

僕が叫ぶと、ユウナは理解してくれたようでその鍔迫り合いを横に流すようにして終わらせる。

うん、うん。それなら危なくない!

ハルク「あぁ――ッ!?」

こっちは既にバチバチにチャージ完了してるんだよ! 喰らえこんにゃろう必殺の――――!

ワイズ「疾風迅雷――キィイイイイイイイイイック!!!」

ハルク「――――がッ」

僕の雷を纏う飛び蹴りが、ハルクの喉の辺りにクリティカルヒットした。



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