【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 11巡目
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630: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/02/07(日) 23:24:28.20 ID:uwW7skuA0
アイナ26「…………」
アイナ「どうも、アイナです」
そのお姉さんは僕たちに軽く視線を向けた後、軽く頭を下げた。
眉間にシワが寄っていて何処か薄幸そうな、線の細い女性で。どこかユウナとは正反対な印象を受けた。
ドロシー「ど、どうも……わ、わたくしドロシーと言います。よろしくお願いします……」
ベルフェ「…………あーい、よろしくー。ベルフェでーす」
ワイズ「ワ――じゃなくて、エクスです。よ、よろしくお願いします」
僕も釣られるように頭を下げる。
……薄幸そうな女性。と言ったが、それ以上に――何だろう、ピリピリとした雰囲気を感じる。
まるで自分以外の人間は敵だと言わんばかりの。話しかけてきたら殺す、みたいな――そういう感じの。
アイナ「…………ふぅん」
ユウナ「さぁさぁ! お姉ちゃんもずっと立ってないで座って座って! 一緒にご飯食べよ食べよ!」
アイナ「ん……はぁ、しょうがないわね」
そう呟いて。お姉さんは渋々といった感じでユウナの隣の空いていた席に腰を掛けた。
ど、どうしよう……! ユウナのお姉さんとは思えないくらいこえぇ……!
アイナ「…………」
それに。な、何か滅茶苦茶睨まれてるんだけど僕! な、何かした僕!?
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