【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 11巡目
1- 20
587: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/02/07(日) 01:31:37.33 ID:uwW7skuA0
――――

――



ベルフェ「おっす少年。生きていて私は嬉しいぞー」

ワイズ「な、なんて棒読みな……!」

ロディナさんと別れてから僕は仮面をかぶりながら街を歩いていた。

人の視線を避けて避けて、ヤバい予感がしたら空を飛んで遠くまで移動し、ぶらりぶらりと。

そんなこんなで夜まで時間を潰し――僕はこっそりと気配を消してギルド二階、自分の部屋の窓から帰ってきたのだった……。

ワイズ「全くさぁ……もう、本当に辛かったぁ……死ぬかと思った」

ベルフェ「あっはっは、いやー遠目で見てたけどマジお笑いだったぜ。ドロシー何かもう滅茶苦茶あたふたしてたし」

ワイズ「じゃあ助けてよぉ!」

ベルフェ「あぁ!? 人様に助けを乞う時にそんな態度取るんか!?」

くっ……! 正論のような気もするけど今更言ってもしょうがないことを……!

ベルフェ「あの勇者は勇者で午前中は何か凹んでたしなー、全く全く。可愛い彼氏が大事な時に情けない……」

ワイズ「え。なんかユウナ凹んでたの?」

そっか、だから朝居なかったんだ……。

ご飯食べる前にちょっと部屋に行ったほうがよかったなぁ。

ベルフェ「今は何か立ち直ってるみたいだけど――んー、でもあいつ馬鹿だからなぁ」

ワイズ「どういうこと……」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/358.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice