【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 11巡目
1- 20
368: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/01/26(火) 01:21:51.47 ID:U6zxEyls0
>>360 きっとそれっぽい雰囲気出してたんだよ。勇者は察知できる。



結果 ぼこぼこ

――――

――



この……っ! この、この……このぉ!!!

ロティヌス「おー頑張れ頑張れ」

なんで……! なんでこいつはこんなに余裕なんだよ……!

全然隙だらけに見えるのに攻撃が全然当たらない……攻撃がようやく当たったと思っても片手で軽く受け止められる。

雷を纏わせた斬撃も、まるで静電気が来たみたいな反応しかしないし……っ!

しかも、こいつ……こいつこいつこいつ……!

ユウナ「なんで攻撃してこないんだよぉ! 防戦一方で勝てるわけないだろ!?」

ロティヌス「あぁ!? お前、俺がお前みたいな女の柔肌に攻撃したら抉れて駄目になっちまうだろうが!!! 俺が女を攻撃するのはベッドの上だけって決めてんだよ!」

……っ!

ユウナ「そんな訳――!」

ロティヌス「ああくそめんどくせぇねーちゃんだな……はい、これで終わり!」

ユウナ「きゃぁ!」

――目にも止まらぬ勢いの裏拳が僕の鉄の剣を掠め、その風圧で剣が吹き飛ばされる!

け、剣が……!

ロティヌス「ほら、剣もねぇのに俺と戦うか? 素手で俺に勝てるか?」

ユウナ「…………!」

――攻撃を全て躱され受け止められ、耐えられて。僕の体力はもう正直限界だというのに――そいつはまだピンピンしていた、汗一つ掻いていなかった。

……もしかして……ほ、本当に……本当にこいつが――

ロティヌス「ああもう睨むな睨むな……分かった、わーかった! 俺も悪かった、けどお前も悪い。それでもうあと腐れなくだな――」

ユウナ「そんなわけない!」

ロティヌス「は?」

そう叫んで、僕は――その場を走って逃げてしまった。

吹き飛ばされた剣も拾わず、ただただ汚された理想から目を背けるみたいに…………。

ロティヌス「…………えー」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/358.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice