【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 11巡目
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307: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/01/24(日) 22:11:26.29 ID:mnIMZ4RA0
それじゃあのんびりやります。やりますやりますやります。



ワイズ「……もきゅもきゅ」

ユウナとドロシーさんは街へとお出かけしに行って、ベルフェは目を離したら消えていた……つまり僕は今一人ぼっちというわけだ。

別に一人ぼっちが寂しいとかそういうわけじゃないけど、ここ数日は皆で一緒に過ごすことが多かったからか、今のこの静かさがどうにもムズムズする。

ワイズ「どーしよっかなぁ」

フライドポテトをを食べながら、僕はキョロキョロを辺りを見渡してみる。

……近くのテーブルに、あまりこの辺では見ないような格好の恰幅の良い男性が居た。

ワイズ「いや、だから何だって話なんだけど――」

「すまん、隣いいか?」

ワイズ「へ? ああはい、どうぞ……?」

ぼんやりとしていたその時、それだけ言って彼女は僕の隣の席に座った。

――鮮やかな赤いドレスを身に纏った金髪の美少女だった。凛とした雰囲気をこれでもかと感じ、まるでどこかのお姫様と思ってもしょうがないほどの美少女であった。

そして、その腰には一振りの刀が帯刀されていた……彼女のような美少女にはあまり似合わないような物であったが、そんなのは別に関係ないだろう。

ここには冒険者という冒険者が集まるのだから――。

「むっ……分かる、分かるぞ」

ワイズ「はい?」

隣に座った彼女は、全く表情を変えずに僕の目をじーっと見つめながらそう言う。

「私くらいの手練れになると雰囲気で解る――君は、私と同じ存在だな?」

ワイズ「は?」

――何ですか?

「しかし役目を横取りされるのは良くないな――だが、私の任務遂行前に騒ぎを起こすのは最善ではない……ふっ、当然君も私と同じことを考えているんだろうけどね」

と、彼女はキメ顔? でそう言った。

…………ヤバい人に絡まれてしまったかもしれない。


どうするよ。

1 ワイズ「僕も貴方と一緒ですよ……!」
2 ワイズ「いや意味わかんないんですけど」

先に二つとったやつ採用。


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