23: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2021/01/09(土) 02:34:14.86 ID:0H8L6CkF0
【翌週】
色欲「はぁ、男に私のフェロモンが通じないのもわかったけど、なんだかなぁ」
怠惰「・・・・・・そもそも半年も一緒にいて気付かなかったのがおかしい」
色欲「よく考えればそうよねー。いや、私としては珍しくいきなり襲い掛かってこない男ー!って感じだったんだけど」
怠惰「・・・・・・お気に入りなの?」
色欲「割とねー。ほら、甲斐性あるじゃん?私知っての通り天界から封印指定受けるレベルの災厄だし」
怠惰「もっと抑えるトレーニングをすればいいと思う。私もまだだからこうやって家の事しかできないけど」
色欲「強欲ぐらいよねー、上手に付き合ってんのは。ありゃ客商売が天職だわ」
怠惰「・・・・・・そもそも私たちはこの大罪を周りに広げないようにコントロールしろって言われてここに放り込まれたのに」
色欲「やってらんないわよ、そんなの。大体、ここのやつらに帰る気あると思う?」
怠惰「しばらくは・・・・・・多分ない」
色欲「あいつら今まで男っ気なさすぎて必死過ぎて笑えるわ。プークスクス、クスクスプー」
怠惰「うるさい・・・・・・処女・・・・・・」
色欲「あんたもでしょうが!私は私を色欲を通して見ない王子様に捧げるって決めてんの!」
怠惰「私は・・・・・・私を怠惰にさせない人が・・・・・」
色欲「はぁーあ、よく考えたらふつーの人間が私らの影響受けずに済むとかありえないしねー」
怠惰「暴食が最初にここに連れてこられたのは・・・・・・主神の体重が増えてきたから」
色欲「あの女も暴食にやられて食べ過ぎたってことよね。笑えるわー」
怠惰「本人に自覚がないのが・・・・・・ずるい」
色欲「あれは天然よね。・・・・・・そういえば、暴食は?」
怠惰「・・・・・・そういえば、ちょっと今朝からみてない」
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