619:名無しNIPPER[sage]
2021/03/28(日) 17:13:00.13 ID:Ea6UJ6iP0
そもそも君主に求められる姿(理想の君主、とはまた別)というのが主に二つの考え方があって
1:強いリーダーシップを持って主体的にバリバリ政策を推し進め、臣下をどんどん引っ張るタイプ
(始皇帝、前漢武帝、曹操・曹丕・曹叡など)
2:我を張らず、忠臣・名臣・賢臣の言う事をよく聞いてその提案を承認する事に徹するタイプ
(前漢後期〜後漢の皇帝はだいたいこっち)
という対立軸がどの時代でも起きる(単に意見の問題だけじゃなくて人集め金集めが絡むから根深い)
司馬衷は2の典型例として擁立されているから、余程の事が無いと“忠臣・名臣・賢臣”の言う事には逆らわない
何より問題なのが、「自分が必要とする忠臣は彼だ」と言えるだけの発言権と判断基準を持てていない事なので
名族や宗族の「「「自分こそが晋王朝を支える名臣だ!」」」という排除合戦にどんどん歯止めがかからなくなっていく・・・
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