604:名無しNIPPER[saga]
2021/03/25(木) 22:21:47.21 ID:0SLH93XG0
直接の引き金は楚王・司馬瑋と東安王・司馬繇。
でも、前兆は斉万年征伐の処遇であった。
友軍を故意に見捨てたら死刑になるはずなのに、司馬肜がのうのうと天寿を全うした。
裏返せば、賈南風・張華政権が処分に踏み切れなかったのは、呉人への差別意識ばかりのせいでもあるまい。
潘岳『関中詩』の岩波文庫版解説によると、夏侯駿が「斉万年を討った」と嘘の戦功報告をして誅殺されたそうだが、
これも誰も処分しないのでは体裁が悪いので、夏侯駿を斬って見せしめにした様に見える。
勢族・宗室なら死罪でも許されるが、権力者に目を付けられれば、簡単に冤罪で殺される。
誰も司法を信用できなくなれば、自力救済にためらいがなくなるだろう。
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