【チェンソーマン】「租唖」についての授業を始めます
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16:名無しNIPPER
2021/01/04(月) 22:56:57.18 ID:xv4bpZRfO
 実は、租税がない国は最近までありました――肥料のもとになる鉱石がふんだんに採れ、輸出で大儲かりし、国民の誰も働く必要がなかったのです。
 ……しかし、鉱石をとりつくしてしまった後は、悲しいことになってしまいました。もし、言葉を国が管理していなければ――想像すれば分かりますよね。

 他に手を挙げている人は――今日は皆さんよく手を挙げてくれますね、ありがとうございます。

西野さん、どうぞ。――「租税との類推は意味をなさない。言葉は各々が制限なく発するに任せる方が、社会を維持するコストも低いし、思考が無秩序に結びついて新たな思考が創発することで、明らかに文明が豊かに発展してゆくものではないでしょうか」?

 …………西野さん。さっきの斎藤君の話を聞いていなかったのですか?「自分の言葉」を持てる人は、それを大事にしたい人は、なによりもまず「自分の言葉」が公の場で認められる安全なものなのかを判断する方向に、その知性を振り向けるものです。
 皆さん、西野さんの今の発言は特に意味をもたない放言ですから忘れてくださいね。適当な雑音を発する行為は人の心にそこまで大きな影響を与えませんが、しかし迷惑ではありますから「放言の罪」もたしかに存在します。


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