【艦これ】触ってねえよテキサスクローバーホールド極めるぞ -残穢-
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57: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2021/01/03(日) 01:06:48.99 ID:MFbfX0MG0
金剛「テートクゥ!!Are you OK!?」

(;T)「おーよ」


二階から心配そうに身を乗り出す金剛と、明らかに引いてる表情の衣笠に手を掲げて無事を伝える。なんやねんあいつ
どうやら、窓から引きずり降ろされた辺りから幻覚に襲われてたらしい。キン肉ドライバー不発
幸いにも骨折や捻挫は無い。落ちた分には軽い打撲で済んでいるみたいだ。受け身はちゃんと取ったっぽいな


衣笠「相変わらずバケモンねー。ウチの姉とドッコイドッコイだわ」

(;T)「戦闘キチのアホと一緒にすんな」

衣笠「寸分の狂いなく当てはまってるけど?」


遺憾である


(;T)「とにかく……ハァー……助かったぜ。恩に着る」

あきつ丸「ご無事で何よりであります。後は我々に任せて、提督殿は怪我の手当てを」

(;T)「いや、動ける。大丈夫だ。売られた喧嘩は最後まできっちり締めねえと夜も寝れねえからな」


殺意のある存在が居据わっているこの鎮守府で、明確に命を狙われた俺が安らげる場所があるとも思えない
枕を高くして眠るために、愛しき我が家に居座る害虫は徹底的に叩き潰さねばならない
あきつ丸の額には冷や汗が滲んでいる。これ以上踏み込もうとする俺を案ずるかのように


(;T)「……今、相当『ヤバい』のか?」

あきつ丸「……」


ゴクリと嚥下すると、彼女は口元を結んでぎこちなく頷いた


(;T)「ハハッ……そいつぁ、腹が痛むほど面白ぇ」


先程、衣笠の言葉に『遺憾』を表した。しかし悔しいが、認めざるを得ない
俺もまた、あのアホと同じく未知の外敵と相見える瞬間が、愉しみで仕方がないのだから―――――


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