426: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:18:11.68 ID:vqwhzSy50
メイ「……けど、まだ……震えてるから……」
静「……」
427: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:18:55.80 ID:vqwhzSy50
メイ「手……握ってくれる?」
静「……しょうがないなあ、もう」
ギュッ
428: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:19:39.63 ID:vqwhzSy50
サ ァ ァ ア ア ア ァ ァ ア ・ ・ ・
静「……風が気持ちいいわね、メイ」
メイ「ええ。……静」
429: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:20:55.93 ID:vqwhzSy50
メイ「わたし……あなたに会えて、良かったわ」
静「……そうね。……なんか、あたし達……」
メイ「?……」
430: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:21:30.39 ID:vqwhzSy50
静「……こうして出会うために、産まれてきたのかもね」
431: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:22:37.66 ID:vqwhzSy50
メイ「……ふふっ!それは……素敵ね。とっても……とっても、素敵」
静「……なんからしくねー事、言っちゃったわね……あはは」
432: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:23:20.93 ID:vqwhzSy50
サ ァ ァ ア ア ァ ァ ・ ・ ・
433: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:23:59.57 ID:vqwhzSy50
風が、二人の髪を、なびかせる。
彼女たちの、左の首の付け根には――……
434: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:24:48.25 ID:vqwhzSy50
『星』の形に見えなくもない、奇妙な『アザ』が、光っていた。
435: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/11(月) 21:25:36.82 ID:vqwhzSy50
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