ワイルド・ハニーは砕かない
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36: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:25:41.70 ID:72bgz/My0
ジョルノ「…………」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

ミスタ「……ジョルノ、話聞いてたんだろ?……何が起こってやがる?」
以下略 AAS



37: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:27:19.59 ID:72bgz/My0
ジョルノ「……少なからず、『推測』が混じっています。だから、これから言う事が『絶対』という事ではありません。……いいですね?」

ミスタ「ああ、構わねえ……全く訳がわかってねェー今のおれよりマシだ」

ジョルノ「……あれは、情報にあった『彼女』――『有栖川メイ』の『スタンド』でしょう。そして……このままだと、世界は『破滅』……いえ、『支配』される」
以下略 AAS



38: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:28:24.49 ID:72bgz/My0
ポルナレフ「……わたしと同じ考えのようだな、ジョルノ。……やはり、アレは――……?」

ジョルノ「ええ。彼女の『レクイエム』と言えるでしょう。さらに先へと進化した――『イエスタデイ・ワンス・モア・レクイエム』ッ!!」

ミスタ「そッ……それがよォ――!なんだって聞いてんだよッ!見た所、みんなスヤスヤ寝てるだけじゃあ〜〜ねえかッ!!」
以下略 AAS



39: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:29:37.96 ID:72bgz/My0
ジョルノ「……貴方には、『友達』がいますか?」

ミスタ「……は?」

ムーロロ「……」
以下略 AAS



40: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:31:17.81 ID:72bgz/My0
ミスタ「おっ、とっ……『友達』だァ?こーいう仕事だしよォ〜〜……最近は働き詰めだからな。ンな大したアレはねえよ……会うのは組織の奴らくらいだし……昨日も一人でピザ焼いて食ったな……」ポリポリ

No.2『悲シイ事言うなヨナォ〜〜ミスタッ!』

No.6『ソウだゼーッ!オレ達がイルっテーッ!!』
以下略 AAS



41: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:32:30.52 ID:72bgz/My0
ジョルノ「ミスタ。貴方に『10人』の友達がいたとしましょう。……どうですか?」

ミスタ「おい、馬鹿にすんなよッジョルノ!いくらおれでも組織に入る前には友達の10人くれェ――……あ、アレ?そういや……色んな女の子と遊んだり、野郎からカネもらったりしたが……名前は知らなかったかな?」

No.5『ミスタ……うェェエエ〜〜ン!』
以下略 AAS



42: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:34:05.54 ID:72bgz/My0
ジョルノ「『50人』友達がいたら、どうですか?『50人』……ぼくの生まれ故郷、日本の学校なら、一クラスそのくらいの人数でしょうか」

ミスタ「『50』?そりゃあチと騒がしそうだな……その人数でメシ食ったりとかは難しいしよ……けど楽しいんじゃあねえか?ウン……楽しいよ。きっと楽しい」

ジョルノ「では……『100人』友達がいたらどうですか?日本では『友達100人出来るかな』という歌があります。その童話が現実になったら……どうですか?」
以下略 AAS



43: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:35:43.58 ID:72bgz/My0
ジョルノ「では、この町……『ナポリ』に住む人全員が……友達だったら、どうでしょう?誰もが貴方の顔を知っており、親しげに話しかけてくる……そんな世界は」

ミスタ「は、はあ?それってよォ〜〜……つまり、フラッと入ったアイスクリーム屋のジイサンがニッコリ笑顔投げかけてきたり、そこらをうろつく浮浪者がガッチリ肩組んできたりって……事か?」

ジョルノ「ええ、そうです」
以下略 AAS



44: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:37:09.19 ID:72bgz/My0
ジョルノ「……ちなみに、ナポリに住む人の数は『95万人』だと言われています」

ミスタ「…………」

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


45: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:39:20.47 ID:72bgz/My0
ジョルノ「では、貴方に『6000万人』の友達がいたら?……『6000万』とはイタリアの人口です。電話帳を見れば、初恋のあの子からイタリア大統領の名前まで書いています」

ミスタ「……」

ジョルノ「では、貴方に『二億人』の友達がいたら?……『二億』とはおよそ、イタリアと日本の人口を合わせた数です。貴方がニッコリ手を振ると、東の辺境にある島国の人間が全員手を振り返します」
以下略 AAS



46: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/02(土) 21:41:31.51 ID:72bgz/My0
ジョルノ「……貴方に『5億人』の友達がいたら?……『二億』にアメリカの人口、『三億』を足した数が『五億』です。電話をすればハリウッドスターが駆けつけ、泣きべそをかいたらアメリカ大統領があやしにくる……そんな世界です」

ミスタ「……」

ジョルノ「……貴方に、『70億人』の友達がいたら?……もし、貴方が世界中の人間と友達だったら?」
以下略 AAS



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