331: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:33:13.86 ID:664efG6d0
メイ「……静……」
静「……」
メイ「……静……静ッ!わたしは、わたしは――……!!」
332: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:34:06.32 ID:664efG6d0
静「日常を守るの」
メイ「ッ!……」
静「……アンタが作ろうとした眩しい世界と比べたら、ちっぽけで、きたなくて、こわくて、危ない……そんな、世界なんだけど」
333: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:34:45.03 ID:664efG6d0
静「四つ葉のクローバーが、綺麗だからさ」
メイ「……」
静「だから……あたし、行かなきゃ」
334: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:35:30.61 ID:664efG6d0
静「……会いに行くわ。あなたに」
メイ「……」
グス……ヒック……
335: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:35:58.67 ID:664efG6d0
泣きじゃくるメイに背をむける。
静は、自分の手のひらを見つめた。
静「……『アクトン・――』……」
336: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:36:24.78 ID:664efG6d0
自分のスタンド、『アクトン・ベイビー』の名を呼ぼうとして……。
首を振る。
337: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:36:59.68 ID:664efG6d0
『違う』
『そうじゃあない』
『あたしは――』
338: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:38:02.59 ID:664efG6d0
静「……『ワイルド・ハニー』」
339: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:38:55.95 ID:664efG6d0
カ ッ
…………
340: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:39:34.91 ID:664efG6d0
…………
『あたま』
『つかえ』
456Res/130.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20