ワイルド・ハニーは砕かない
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312: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:19:50.53 ID:664efG6d0
ジョルノ「全盛期の姿をした魂の欠片は喋れても、本当の魂は未だ、敵スタンドの支配下にあります」

静「?……??」

ジョルノ「託します。貴女に、全てを。……だからといってヘンに肩に力入れたりしないで下さいね?ただ、いつも通り……」
以下略 AAS



313: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:20:34.54 ID:664efG6d0
徐倫「あー……さっきはバリバリ身内って言ったけどさ、よく考えたらキチーンと顔合わせたことは無かったか〜〜ッ……」

静「……ええと……?」

徐倫「ま!深く気にしないで。アンタはアンタの思う通りにすりゃあいいのよ。女は強く……ね!」
以下略 AAS



314: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:21:31.11 ID:664efG6d0
静「……ありがとう」

もう、頭にかかっていた『モヤ』は無い。
静は理解していた。

以下略 AAS



315: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:22:12.24 ID:664efG6d0
静「行ってきます」ニコッ

笑って、静は駆け出した。
もう、振り返らないと決めた。


316: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:22:46.99 ID:664efG6d0
ちょっと前まで、自分が欲しくて欲しくてたまらなかった、『ジョースターの血統』……。
なんで、あんなに欲しかったんだろう。


317: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:23:23.18 ID:664efG6d0
血液や、肌の色や、身長や、顔の形や……。
なんで、あんなにもまぶしかったんだろう。


318: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:24:13.04 ID:664efG6d0
自分の全てが、おじいちゃんと違うかった。
自分の全てが、承太郎さんと違うかった。
自分の全てが、兄さんと違うかった。

とてもうらやましかった。


319: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:24:43.67 ID:664efG6d0
だけど……。

今はただ……そんなことより。
『有栖川メイ』と、話したいな。


320: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:25:25.69 ID:664efG6d0
静・ジョースターは、そう考えて、笑った。

静「……そっか。あたしって……『静・ジョースター』なんだ……」

ザッ


321: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:26:12.67 ID:664efG6d0
「うぇ……うええええええん……ええん……うわああああああん……ああん……!」

静「!!……」


322: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/10(日) 21:26:53.76 ID:664efG6d0
赤ん坊がダダをこねるような泣き声だった。
いつの間にか、静の目の前に、有栖川メイが立っている……。

静「…………」

以下略 AAS



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