238: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:43:44.86 ID:jBOGtbqc0
メイ(……静が、いない?……まさか!また――……)ドキリ
……ァァア……
メイ「!!……ン……」
239: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:44:44.69 ID:jBOGtbqc0
メイ「そこの……木の陰……」
「……」
メイ「見えないけれど……静よね?静……そこに、いるの?」
240: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:46:02.99 ID:jBOGtbqc0
メイ「……静?」
「…………クッ、ククク……」
メイ「……?ねえ、静……」
241: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:48:00.19 ID:jBOGtbqc0
スゥーッ
静「アーッハッハッハッハ!驚いた?メイ!」
メイ「……ふふ……ハハ!ああ、驚いたわ、静!透明になってるなんて!」
242: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:49:44.86 ID:jBOGtbqc0
……二人は14歳の姿となって、夢の中にいた。
一年後、静・ジョースターは、杜王町へと旅立つ。
『六日目』にして、『最後の一年』……。
有栖川メイのスタンドは、静・ジョースターの『人生』を……。
243: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:50:45.00 ID:jBOGtbqc0
メイ「静、あまりわたしを驚かせないで……心配したわ。本当に。あなたが消えていなくなっちゃったんじゃあないかと……」
静「大丈夫よ、メイ。いなくなったりしないわよ……あたし」
メイ「そう」ニコッ
244: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:51:24.53 ID:jBOGtbqc0
静「『アクトン・ベイビー』で透明になったあたしを見つけるなんて……かくれんぼ、うまくなったんじゃあないのォ?」
メイ「……ふふ!あなたがどこに消えたって、見つけてみせるわ!だって、わたしたち……」
静「……『友達』?」
245: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:52:21.71 ID:jBOGtbqc0
静「……そうね!あたし達、『友達』だものね!」
メイ「そうよ!フフフ……かけ替えのない、『友達』ッ!!」
246: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:55:57.30 ID:jBOGtbqc0
静「『メイ』……アンタっていう、かけ替えのない『友達』……」
メイ「『静』……あなたは、かけ替えのない『友達』……!!」
247: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:57:28.86 ID:jBOGtbqc0
静「……フッフッフ」
メイ「……フフフ!」
静・メイ「「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」」
248: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2021/01/09(土) 21:58:58.83 ID:jBOGtbqc0
静「……ハァー……」
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