歩夢「ポケットモンスター」
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6: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 19:56:14.43 ID:yjJ7DZoqO
愛「と・こ・ろ・で」

歩夢「?」

突然、愛ちゃんが向き直る。

愛「歩夢に抜き打ちテスト! ポケモンを持っていないトレーナーは?」

歩夢「草むらに入ってはいけない……だよね?」

突然のクイズに困惑しつつも、基礎中の基礎の基礎を答えに出す。

愛「そ。ポケモン無しじゃ、野生のポケモンに出会うのは危険だよね。
  そして今、アタシたちはポケモンを持ってない! というわけで、最初にやるべきことは?」

歩夢「ポケモン研究所に行って、ポケモンを貰う……でしょ?」

それが今日であると、愛ちゃんと2人で決めた話だった。

愛「ピンポンピンポーン。そして、ポケモン研究所は、すぐ向こうに見えます」

愛ちゃんが指さす先には、青い屋根の建物。
でかでかとモンスターボールの看板も掲げられているし……間違いない、研究所だ。

愛「というわけで……研究所まで競走だよ! 今日そう考えたから、なーんてね!」

ダジャレと共に、愛ちゃんは猛ダッシュ。あまりに突然すぎて、反応が遅れる。

歩夢「ちょ、ちょっと待って〜!」

……かなり、振り回される旅になるかも知れない。そんな予感が、私の中を駆け巡った。



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