2: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2020/12/31(木) 14:38:29.11 ID:X5TUFmzG0
ドーー【西住邸】ーーン
アンチョビ「・・・に、西住本家に招待されてしまった・・・」ドキドキ
アンチョビ「西住流に問い合わせの電話をしたらトントン拍子で話が進み、いつの間にかこんなことに・・・」
アンチョビ「しかしさすがに豪邸だナア。日本の古いお屋敷って感じだ」
フスマ<スッ・・・
アンチョビ「!」ドキ
しほ「ようこそいらっしゃいました、安斎千代美さん。本日はご足労ありがとうございます」
アンチョビ「い、いえいえ。西住流のヒコーキが迎えにきてくれたから・・・」アハハ
しほ「本題に入りましょう。あなたに是非頼みがあるのです」
アンチョビ「な、なんでしょう」ゴクリ
しほ「娘と旅に出てほしいのです」
アンチョビ「・・・?」
しほ「先の夏の大会において黒森峰は決勝戦で敗戦しました。その責任を感じて次女のみほはこの家を出ていってしまったのです」
しほ「それからというものの、長女のまほは毎日とても落ち込んでいるのです。このままでは戦車道にも支障が出るやもしれません」
しほ「あなたにまほを連れ出してほしいのです。あの子の視野は狭い・・・世の中には楽しいことがまだまだあると知ってほしいのです」
アンチョビ「は、はあ・・・つまり娘さんと遊んでくれと?」
しほ「そういうことです」
アンチョビ「・・・それは構わないですけど、西住まほとは1回か2回会ったくらいで全然仲良いワケじゃないからナア」
しほ「お金を払えば娘と友達になってくれますか?」
アンチョビ「聞こえがわりーな」
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