咲希「ほなちゃん大好き〜っ」穂波「咲希ちゃんたら……」
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3: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:22:27.66 ID:ousHuxme0
穂波「咲希ちゃん、急に立ち止まってどうしたの?もうスタジオ着いてるよ」
咲希「それは分かってるけど〜……」
穂波「もしかして、体調が良くない?」
咲希「あ、ううん。そうじゃないの……ただ……」
穂波「ただ……?」
以下略 AAS



4: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:23:36.47 ID:ousHuxme0
穂波「ほ、ほなちゃん分……って、何?」
咲希「人間に必要な6大栄養素の一つなの!ほなちゃんは知ってる?」
穂波「あ、もしかして5大栄養素のことかな?タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルだよね」
咲希「そこに新しくほなちゃん成分、通称ほなちゃん分が加わったの!」
穂波「えぇっと……それが足りなくなると、どうなるの?」
以下略 AAS



5: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:24:17.61 ID:ousHuxme0
ーースタジオ、練習中

志歩「ーーストップ」
一歌「志歩?」
志歩「穂波、今のところで毎回崩れてる。ドラムはリズムキープの要なんだから、しっかり意識して」
以下略 AAS



6: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:25:03.51 ID:ousHuxme0
一歌「ーー穂波」
穂波「一歌ちゃん……ごめんね、一歌ちゃんはちゃんと出来てたのに」
一歌「それはいいんだけど。穂波、あの後咲希と何かあった?」
穂波「へっ!?咲希ちゃんと?」
一歌「違うの?」
以下略 AAS



7: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:26:14.54 ID:ousHuxme0
一歌「……ふふ。隠してるつもりだったんだ」
穂波「バレてるなんて思ってなくて……」
一歌「少なくとも、私と志歩は結構前から気付いてたよ。……咲希は気付いてないと思うけど」
穂波「そっか……」
一歌「……言わないの?」
以下略 AAS



8: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:26:42.14 ID:ousHuxme0
一歌「穂波も、私も。咲希に言わなかったことで、ずっとバラバラなままだった」
一歌「それに、穂波はこのままじゃダメって思ってるんでしょ?なら、迷うことは何もないはずだよ」
穂波「そうなのかな……言っても、いいのかな……」
一歌「きっと咲希は喜んでくれるよ。喜んでから……一緒に悩んでくれる」
穂波「……うん。……ありがとう、一歌ちゃん」
以下略 AAS



9: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:27:11.70 ID:ousHuxme0
一歌(これで穂波も、少しは前向きになれたかな。あとは二人きりの時間を作るだけ)
一歌(そうだ、咲希は……)

志歩「ーーで、次はこことここ」
咲希「ふんふん……」
以下略 AAS



10: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:27:49.04 ID:ousHuxme0
一歌「志歩、どう?」
志歩「あ、一歌。とりあえずさっき引っかかったところは出来てきた。……そっちは?」
一歌「……多分、大丈夫じゃないかな」
志歩「そう。……咲希、少し休憩ね」
咲希「えっ?」
以下略 AAS



11: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:28:44.84 ID:ousHuxme0
咲希「はぁ〜……」
一歌「咲希」
咲希「あ、いっちゃん……志歩ちゃんは?」
一歌「喉渇いたから飲み物買いに行くって。次の予約も取って来るみたい」
咲希「そっか……うぅ〜、志歩ちゃんに呆れられちゃったかなぁ……」
以下略 AAS



12: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2020/12/20(日) 20:29:17.01 ID:ousHuxme0
一歌「……聞かれてないと思ってたんだ」
咲希「うっ……」
一歌「それで、聞かれたくないことを口走ってた咲希は、穂波とどうしたいの?」
咲希「言い方、言い方ぁ〜……っ」
一歌「……ふふ、ごめんね。早く穂波のところに行ってあげて」
以下略 AAS



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