【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 10巡目
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931: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/01/06(水) 00:49:00.43 ID:sebGigTn0
結果 ベルフェ「チッ」


ドロシー「――――ああああああああああああっ!?」

ワイズ「!?」

何時間砂漠を歩いただろうというところで、急に後ろを歩いていたドロシーさんが叫び始めた。

――ど、どうした!?

ユウナ「だ、大丈夫ドロシー!?」

ドロシー「な、なぜわたくしは今まで気が付かなかったんでしょうか……! 水がないなら水を作ってしまえばいいという事に……!」

ワイズ「……?」

ドロシー「暑さで頭が一時的に馬鹿になっていたみたいですね……! さぁ、水水水!」

そう叫ぶと、ドロシーさんは空に向かって両手を伸ばし――。

ドロシー「――っ!」

――――宙に水の塊が作られ、それがそのままぼちゃーんとドロシーさんに被った!

ユウナ「あっ!?」

ドロシー「……き、きもちぃい……!」

普段のドロシーさんなら絶対にやらないようなことだけど、今のドロシーさんはとても達成感にあふれた顔をしていた。気持ちよさそうな顔をしていた。

……びしょ濡れになって、服が体に密着してるけど。多分大丈夫だろう。

ユウナ「あ、あ、あー! ドロシードロシー! それ僕にもやって! ほらワイズも! 水浴びしよう!!!」

ワイズ「う、うん……あの、ベルフェ? ベルフェ実は水魔法気づいてたよね?」

ベルフェ「…………つまんねぇ」

あ、やっぱりわざと言わなかったんだ……。


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