【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 10巡目
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927: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/01/06(水) 00:18:23.74 ID:sebGigTn0
――――今思うと、ベルフェが何を言いたかったのかが分かる気がする。
お前ら本当に大丈夫か? この言葉の意味が――。
ワイズ「あああぁあああああああああああぁあああああ……」
辺り一面砂、砂、砂。
そんでもって、滅茶苦茶暑い。
ユウナ「死ぬぅううううううううううううううう……!」
ドロシー「」
ベルフェ「たのしー!」
僕とユウナは呻く声を上げ、ドロシーさんに至っては呻く声すら上げない。
そしてその姿を見てベルフェは愉悦と言わんばかりに楽しそうに笑っていた。
ベルフェ「……ま、お前らは辛いだろうなー。人間二人にひよこ一匹。朝からあっついこの砂国の砂漠はー」
ワイズ「悪魔は辛くないのかよ――ひよこ!?」
ドロシー「あ、ひゃぁあ……し、しぬぅ……」
ユウナ「ど、ドロシー!? み、水水水ぅ!」
死にかけのドロシーさんの口に自分の水筒の口を当て、水を流し込む。
ドロシー「――っ!? ごほっ!?」
ユウナ「あ、よ……良かったぁ。生き返った」
ドロシー「気管に入って死にかけましたけどね……! まあでも、ありがとうございます……」
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