【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 10巡目
↓ 1- 覧 板 20
734: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/01/02(土) 21:38:30.64 ID:m4UxVpsp0
ワイズ「……」
隣で寝ているユウナの寝顔を見て、ごくんと唾を飲み込む。
可愛い……うん。とても可愛い。
ワイズ「ちょ、ちょっとだけなら。いいよね?」
そういうわけで、僕は。ゆっくりとユウナの顔に手を伸ばして――。
ワイズ「んっ……ちゅ、ちゅぅ。ちゅっ……ん」
その唇に、軽く自分の唇をあてがった。
ちゅっちゅっちゅっちゅと何度も何度も軽くくっ付ける。バードキス。
唇だけじゃなく頬っぺたにも軽くキスをして、また唇にキスをする。
ワイズ「ちゅ、ん……ふっ、ん――んぅ!?」
――軽くキスをしていると。不意を突くように僕の唇を割り、相手の舌が口内に侵入してきた!
ワイズ「ん、んむぅ……っ!」
舌と舌が深く絡み合い、僕の口内をぐちゃぐちゃにする。呼吸をする暇も与えず、どんどん責め立て、どんどん吸い付いて…………。
ワイズ「――――ぷはっ」
そして、ようやく解放された。
ユウナ「んっ……。おはよっ、ワイズ」
ワイズ「……起きてたんだ、ユウナ」
ユウナ「えへへ、最初のキスくらいから?」
ワイズ「もうっ……だったらすぐに起きてよぉ……恥ずかしいじゃん」
ユウナ「ごめんごめん、いやさ。ちょっとワイズに悪戯したくなっちゃって。それに、可愛かったし」
ワイズ「…………あぅ」
もう目を覚ましていたユウナにニヤニヤと笑われながら、僕は枕にぼふんと顔を埋める。
……ああもう! 恥ずかしいなぁ!
1002Res/338.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20