【咲-saki】京太郎「好感度と理性度を測る機械ですか?」爽「その2だ」【安価】
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764: ◆T3wZhmz5ZM
2020/12/24(木) 21:37:25.17 ID:P5nQPDgF0
爽「なぁ、京太郎」

京太郎「なんですか?」

爽「似合ってる?」

京太郎「はい、真っ白でとても綺麗です」

爽「ふふっ、良かった。京太郎も素敵だよ」

京太郎「ありがとうございます」

爽「…京太郎。私達が初めて会った日のこと覚えてる?」

京太郎「え?それはインターハイの…」

爽「ううん、本当はそれよりもずっと前に会ってるんだ。北海道で…」

京太郎「…」

爽「二人で行方不明になって…、何が起こってるのかよく分からなくて泣いていた私に京太郎は声をかけてくれたんだ」

京太郎「…ずっと一緒にいるから心配しなくていいよ」

爽「!?京太郎、覚えてんの!?」

京太郎「ええ、ちゃんと覚えてますよ。震えてる女の子がいて、男として励まさなきゃと思って一生懸命だした言葉だったので…」

爽「その女の子が私だっていうのは…」

京太郎「…最初は気づきませんでした」

爽「…そっか、いつ気づいたんだ?」

京太郎「まあ、なんとなく似てるなぁとは思っていたんですけど…確信したのは今の話を聞いてからです」

爽「なんだ。じゃあ、あんまり覚えてないんじゃん」

京太郎「まあ、そうですね」

爽「私は一目で京太郎があの時の男の子だって分かったのに…」

京太郎「え?そうだったんですか!?」

爽「うん、だから会ったときは運命だって思った。私は京太郎とずっと一緒に歩いていくんだって…」

京太郎「…」

爽「なんかちょっと複雑…。覚えてるならちゃんと全部覚えててよ」

京太郎「すいません。…でも」

爽「でも?」

京太郎「最初に言ったことは守りますよ。これからは何が起こってもずっと一緒にいます」

爽「…なら許す」

京太郎「ありがとうございます」

爽「…京太郎」

京太郎「なんですか?」

爽「何があったって私はあんたから離れるつもりはないからね」

京太郎「はい、俺も爽さんから離れるつもりはありません」

爽「…じゃあ、行こうか。みんなも待ってそうだしね」

京太郎「はい、行きましょう」

爽「これからもよろしく頼むよ。私の旦那様」

京太郎「…もちろんです!!」

爽エピローグ カン


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