ルパン三世「ゴッサムナイトは闇夜の狂気」
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43: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2020/12/10(木) 16:09:25.65 ID:Faa/uayo0
 <バタム!

銭形「ぅわぁーっははははは!どうだこの厳重な護送車は!とうとう捕まえたぞルプゥァ〜ン!」

ルパン「いいのかい?この俺を自分じゃなくバットマンに捕まえられちまったんだぜ。ちゃんと自分の手で捕まえたいんじゃないの〜?」

銭形「そんな口車に乗せられると思うか。わしはな、貴様を逮捕さえできればそれでいいんだ!」

ルパン「どこに連れてくんだ?アルカトラズの刑務所とか?」

銭形「まずはゴッサム市警に連行する。その後はブラックゲート(超重刑務所)かアーカムアサイラム(精神病院)行きだ。同乗者と大人しくしてるんだな。しゅっぱ〜つ」

 <VROOOOMM

ルパン「トホホ、車の内壁に厳重に拘束されちゃ、さしもの俺もお手上げだぜ」

 「あんたもバットにやられたクチかい?」

ルパン「ってーことはアンタも?奴が言ってた先約ってのはアンタのことか」

 「奴とやりあってるとよ・・・生きてる手応えってのが感じられるよな。あの拳骨でぶたれた時の肉が裂けて血が破裂する感覚が忘れられねぇ」

ルパン「なに言ってんだお前ぇ」

 「わかるだろ?俺とあんたは似たもの同士だ。バッツと戦う“楽しみ”ってのは一度味わったら病みつきだぜ。それこそ狂ったようにな」

ルパン「冗談じゃねぇや。この俺をお前さんと一緒くたにすんじゃねぇや。俺はな、腐っても鯛でいてぇんだよ」

 「いいや、俺達は同じ穴のムジナさ。犯罪にこれっぽっちも躊躇がない。他人の不幸なんてお構いなし。自分の快楽のためだけに罪を犯す」

ルパン「ふざけんじゃねぇ。この業界で長いこと商売やってりゃ相手の瞳を見りゃどんな奴かわかる。お前は意味もなく人を殺す最低のゲス野郎だ。俺とは全然違うってーの」

 「どうかな?」

ルパン「俺は誇り高い怪盗だ。100万ドルでも買えねぇような夢とロマンをいただく、世紀の大泥棒なのさ」

 「へぇ・・・いつまでそうやって正気でいられるかな?・・・いや、もうとっくに正気じゃねぇのかもな・・・・・・ハハ・・・ハハハハ」


笑う男「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」


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