21歳社会人3年目僕「今年こそサンタさんに会いたいな♪」 後輩♀「きもっ」
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14:今日はここまで[saga]
2020/12/08(火) 20:55:23.61 ID:yPzLPOG40

「このサンタからのプレゼントは、イブに僕と同じ部屋で床についた人すべてに贈られるんだ。

 つまるところ、僕が中学1年生のお祝いに祖父から書斎を譲り受けるまで、僕と祖父母は同じ部屋で川の字になって寝ていたわけなんだけど。当然、条件を満たした祖父母にもサンタからプレゼントが届けられていたってわけさ」

「誰とも知らない人からのプレゼントに、先輩の祖父母はどういう反応を見せていたんですか?」

「祖父は、世の中には不思議なことが往々にしてあるって言っていたよ。祖母も特に、驚いた様子はなかった。

 この条件に気づいたのは、僕が12歳の時だった。その年のクリスマスは、祖父母が二人そろってインフルエンザにかかってしまってね。それで、避難も兼ねて。僕は、年の近い従兄弟がいる叔母の家に預けられたんだ。僕は、従兄弟の部屋に寝床を作ってもらったんだけど……」

「その年のクリスマスプレゼントは、先輩と従兄弟の下に届けられたということですか」

 僕は、頷いて見せた。


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