67:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:10:39.84 ID:DUIz2U340
盗賊「そりゃ良かった。女の声だからってすぐに情に絆されたりするような奴じゃなくて安心したよ」
盗賊「どの道、今回俺に判断を任したのはアンタだからな。今の間だけは不服でも俺の指示に従ってもらうぜ」
盗賊「奴らの気配が完全に無くなるまで身を伏せて待機だ」
68:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:11:39.94 ID:DUIz2U340
※盗賊に判断を任せたため安価は発生しませんでした
69:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:20:11.28 ID:DUIz2U340
盗賊「……そろそろ大丈夫そうだな」
身を伏せてしばらくして、盗賊はそう言って立ち上がった
70:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:28:30.21 ID:DUIz2U340
盗賊「資料室か何かか? うまく調べればこの施設が何をしようとしてる所なのか探れそうだが」
あなたは手元にある本を一冊手に取ってみた
71:名無しNIPPER[sage]
2020/12/06(日) 22:29:43.88 ID:gh5qmkk4o
脱出優先に
72:名無しNIPPER[sage]
2020/12/06(日) 22:43:27.64 ID:aW5nJl9K0
脱出しよう
73:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 23:33:37.52 ID:DUIz2U340
あなたは盗賊に異論は無かった
兎にも角にも脱出を優先するべきだと思っていたからだ
あなたは賢い。好奇心は猫を[ピーーー]ということを知っている
74:名無しNIPPER
2020/12/07(月) 00:15:14.34 ID:xdMgd4LA0
施設の警備は驚くほどに厳重な物だった
脱出を目指すあなたと盗賊の前には様々な障害、困難、試練が立ちはだかった
そのたびにあなたと盗賊は力を合わせ、知恵と勇気を振り絞り、何とかそれを乗り越えて行った
75: ◆cA33JjfKio
2020/12/07(月) 00:16:15.09 ID:xdMgd4LA0
盗賊「おい、出口だ! 気付かれる前に走って突っ切るぞ!」
あなたは走った。ここまで何も触らず、とにかく目立たず、息を潜め、求めてきた出口に辿り着くことが出来たのだ
76: ◆cA33JjfKio[saga]
2020/12/07(月) 00:17:43.00 ID:xdMgd4LA0
翌日
騎士「ふむ……事情は把握した。前々から怪しいとは思っていたが、まさかあそこでそんなことが行われていたとは」
騎士「情報提供、感謝する。近いうちに国から監査官と兵士達が派遣されるだろう」
77: ◆cA33JjfKio[saga]
2020/12/07(月) 00:18:22.41 ID:xdMgd4LA0
数ヶ月後…
あなたは街のパン屋で住み込みで働いていた
結局、病院の治療ではあなたの記憶を取り戻すのはかなわなかったのだ
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