結城晴「白菊ほたるは男の子」【モバマス】
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7: ◆r5XXOuQGNQ[sage saga]
2020/12/03(木) 09:21:17.08 ID:oPJxEUlo0
ほたる(休憩中のことです)

梨沙「ほたる、今度のダンスのステップなんだけど見てくれない?」

ほたる(梨沙ちゃんは僕にダンスのアドバイスを求めてきました)

梨沙「1、2、3、4、5、6、7、8」

ほたる(ステップ自体は有名なやつでしたが、梨沙ちゃんのそれは小学生とは思えないほど非常に洗練されていて目を見張るものがあります)

梨沙「……とまあ、こんな感じ」

晴「十分上手いよな」

愛海「そうだね。びっくりしちゃった」

梨沙「もっと伊吹や聖來みたいに動きの強弱をつけるようにしたいのよ。頭では分かっていてもなかなか上手くいかなくて」

ほたる「なるほど……だったらカウントの仕方を変えてみるといいかも」

梨沙「カウント?」

ほたる「うん。今のサビ前のフレーズだったら2で小さくゆっくり動いて3で大きく、7でゆっくりになって8でピタッと止まる感じだから」

ほたる(口だけでは分かりづらいと思うので、実際に踊ってみることにしました)

ほたる「いち,にぃ〜,さーん! よん,ご,ろく,なーな,ハチ!」

晴「おー! すげー!」

梨沙「……ちょっとやってみる」

ほたる(梨沙ちゃんは立ち上がりカウントの仕方を変えてダンスをします)

梨沙「ふぅ……どう?」

晴「さっきと比べたら良くなってるんじゃないか?」

梨沙「そうね、もうちょっと練習したらコツが掴めそうな気がする」

愛海「こんなやり方があったんだねー。あたしもやってみよ」

ほたる「前の事務所で先輩から教わったんですよ」

晴「そういえばほたるって前からアイドルやってたのか。だから色々知ってるんだなー」

ほたる「はい。仕事はほとんどありませんでしたけど」

梨沙「ほたるに仕事を回さないなんてもったいないことしてるわね」

ほたる「そんなこともないですよ」

晴「どういう意味だ?」

ほたる「だってレッスンばっかりしてたおかげで、今の私がありますから」

ほたる「先輩から教わったことをこうして梨沙ちゃん達に教えているのが嬉しいんです」

晴「ほたる……」

梨沙「なるほどね。ありがとうほたる、いいアドバイスを貰ったわ」

ほたる「梨沙ちゃんならすぐにコツを掴んで上達しますよ」

梨沙「ええ、すぐに1番に上り詰めてやるわよ!」

ほたる「ふふっ、負けていられませんね」

晴「ほたる楽しそうだな」

ほたる「はい、やっぱりアイドルは楽しいですね」

愛海「よし、じゃあ休憩おわりにして練習再開しよう!」

ほたる・晴・梨沙「「「おー!」」」


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