87: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/02(水) 23:05:41.97 ID:3s/Nuvxj0
『……5』
『あなたが彼女たちに正直に話してごめんなさいを言う』
あなた『ごめんなさい、するべきだよね。だけどそれは、今じゃない』
あなた『キラークイーンは止められない。私一人の力では出来なかった、それだけの人を動かしている』
あなた『その人たちにまで裏切りを重ねろとでも言うのか? 答えはNO』
『あなたは「空の女王」』
あなた『…は?』
『虹が架かる空の王国の女王。今のあなたを、そう定義いたします』
あなた『………対比? それとも、皮肉?』
『ご想像にお任せします』
あなた『……根城の部屋に置いてきたんだったね、人工無能。私は少し休むよ。30分後に呼び出しアラームを頼む』
『了解しました』
『通話終了』
『どう、思われますか?』
璃奈「壊れてる……そう、その通り。ランジュさんを壊す必要なんてない。その必要を、自分で既になくしている」
エマ「……今のでわかったよ……だから、ランジュさんはこう思った。疑ったりして、ごめんなさい」
ランジュ「そんな事……それだけの事をしてしまった、こちらこそ…」
歩夢「だから止めないといけない。力を合わせて」
『肯定します』
愛「えーと、こんにゃく。特異点が必要だって言ったよね? 今の時点で、部長にとっての特異点とは?」
『回答。上原歩夢は推論開始時より特異点である。故に、計画から可能な限り遠ざける必要がある、と彼女は定義しております』
彼方「なるほど。だからここに集った時に呼ばなかった」
璃奈「こんにゃく、それは何故か、と語った?」
『回答は「いいえ」です。なのでそれを推論致します。彼女にとって、上原歩夢は幼馴染である、と同時に特異点である、と定義づけております』
愛「うーん……」
璃奈「こんにゃく、質問を変えてもいいかな? 先輩が、歩夢先輩以外に特異点と定義づけているのは?」
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