84: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/02(水) 23:02:43.18 ID:3s/Nuvxj0
あなた『状況をもう一度整理して、家に戻って一晩また考えるしかないかな。人工無能…根城に置いたんだっけか?』カシュ
『リソースが不足しています。リソースのインプットを、お願いいたします』
あなた『家でやる』
『いいえ、今必要です』
あなた『人工無能、キラークイーンが終わったら、璃奈ちゃんに会わせてあげるよ。きっと、喜んで色々相手をしてくれるはずさ。璃奈ちゃんは顔が変わらないって言うけれど、すごく人情ある子だ。顔だけでは、見えないものもあるのさ』
璃奈「……」
『キラークイーン、即ち虹ヶ咲学園救済計画の始まり。その経緯について』
あなた『決まってるだろ。ランジュの事さ。彼女はいわば、革新者に当たる』げふっ
あなた『革新者、と呼ぶべきだ。国境なき世界のジョシュア・ブリスト―か、或いはゼロの使い魔の方のオリヴァー・クロムウェルか。どっちにしろ本人にとっては悪意なくやってるという点では一致している』
せつ菜「あ、そっか…マティアス・トーレスって…そう言えば追いかけてなかった」
愛「なんでせっつーは今のでわかるのさ」
歩夢「あの子、何をこんにゃくさんに教えてるのやら…」
璃奈「興味はある」むんっ
あなた『だが……』
あなた『彼女は私の二か月をただのゴミに変えやがった! 二か月、二か月だ! 彼女の介入で私は二か月をただクズにしていた! していたんだ! その結果がこのありさまだ! エマさんは今泣いてるんだ! しずくちゃんの心を折らなければならなくなった! 栞子ちゃんにあんなひどい事をしなければならなくなった! かすみちゃんに手を汚させるような事をさせてしまった!』
歩夢「ゴミだなんて…そんな事…」
歩夢「留学に行く前に、絶対にパワーアップしてくるって、それだけの事を向こうでしてきたのに…!」
しずく「そんな事…そんな事誰も…!」
かすみ「…責任を、感じてる。先輩も」
かすみ「『自分がそばにいなかったから』……先輩は自分で自分を責めてもいる…」
あなた『その苦しみを理解できるか!? 大切な…大切な大切な大切な! 人たちをこの手で傷つけなければあいつの胸元には飛び込めず、手を伸ばす事もできやしない! 愛ちゃんや果林さんに触れられない! 大事な人たちが私から奪われて、それを傷付けなければいけない痛みを、苦しみを! お前がわかるか!?』
果林「伸ばしてよかったのよ…伸ばしてよかったのよ…そうなってたじゃない、ランジュだって…」
ランジュ「うん……! 私、わたしなんてことを…」
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